心臓の下半分、つまり心室の筋肉が痙攣して無秩序に収縮を繰り返すことです。
これが続くと心停止にいたります。
心臓停止から3分後の死亡率は50%だそうです。
昔は心臓の停止をもって人の死としていたこともありますが、
現在は心臓停止後も人は生きているわけですね。
さて、この心室細動を取り除くことを除細動と言います。
除細動には薬物を使うものもありますが、
AEDの場合は電気的除細動と呼ばれます。
痙攣している心臓の筋肉に電気刺激を与えて、
もとの律動を取り戻そうというわけですね。
さて、多くのAEDは心臓の異常の中でも、心室細動にしか対応していません。
(中には上室性頻拍という、心臓の上半分の痙攣にも
対応しているものもあるようです)
それでは我々が心室細動かどうかどうやって判断したらいいんだ!?
という話になりますが、これはAEDが心電図をとって
自動的に判断してくれるようになっています。
そして、心室細動ではないと判断された場合は、
AEDは電気刺激を発動しない仕組みになっています。
だから、電気的除細動が行われないからといって、
自分の間違いで患者が命を落とすのではないか?
と慌てる必要はないと思います。